敷きモミジ@毘沙門堂門跡
山科駅から15分ほど歩いたような気がします。
敷地内は真っ赤です。
お目当の敷きモミジの階段はすぐにわかりました。遠くからはみえなくても、人の群がりで多分あそこだと。敷きモミジよりもそれを撮る人の群がりの方が気になるほどでした。
階段の真ん中の部分以外は、景観保護のために進入禁止になっています。
素直に勤める者には望むだけのお金をくれるということで、邪な考えだとは思いつつも、素直にお金を望みました。
本堂内では動く襖の説明がありました。襖の絵を見つめながら、その襖の前後を動き回ることで、さも絵が動いているような錯覚に陥るという仕組みのようです。
京都ならではのいけずの間の話を聞きました。
これも襖の絵なのですが、梅と鶯とあるように、植物と鳥はしかるべき組み合わせで描かれるべきなところが、違う組み合わせの絵の襖の部屋に招かれると、お帰りくださいというらしいです。
(植物と)鳥が合わない→取り合わない
ということらしいです。この部屋に招かれると、口には出さず察して、お帰りくださいとのこと。ここに住んでいた皇族の方は大層お忙しい方だったようで、訪れる方と中々お会いできなかったのだそう。
写真はありませんが、山科駅から毘沙門堂への道は、車が通ると鬱陶しく感じますが、結構好きです。
恐らく今年の紅葉はこれでお終いです。